Miko

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神社巫女
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神社巫女

Miko (巫女) とは日本の 神道 における 神社 で働く若い女性たちのことである.

巫女のならわしは有史以前までさかのぼることができる. 太古、トランス状態に入って預言や神託をおこなったりした女性たちのことを、古代ギリシャにおいては デルファイのオラクル と呼んだが、日本では巫女と呼ばれた.

のちに、巫女とは神社につとめる女性労働者のことを指すようになった. 彼女らは宮司の娘であることが多い. 巫女の役割としては儀式的な舞踊 (巫女舞) を演じたり、様々な儀式、とくに結婚式における補助などが挙げられる. 伝統は継承され、今日においても巫女は多くの神社で見受けることができる. 近年、ほとんどの巫女はパートタイムの労働者かボランティアによってまかなわれている. 彼女たちの仕事には、神社の補助、巫女舞の奉納、占い、授与所の担当が含まれる.

日本語の「巫女」を厳密に定義したり、英単語に当てはめたりすることは難しいが、一般には「shrine maiden(神社の娘さん)」が使われる. 大体同じものを示す語句としては、Prophet(預言者), Medium(霊媒) (オラクルを指す), Priestess(女性司祭), Nun(尼僧), witch(魔女), あるいは Sorceress(女魔法使い)である. ただし巫女が実際の神職と同等の権威を有していないという点については注意して考える必要があるだろう.

巫女は 処女 であったと思われているが、本当にそうであったとは考えにくい. 巫女として働いていた女性が結婚した場合、夫と新しい家族のために神社での奉仕を辞めるということはおそらくあっただろうが.

巫女の漫画イラスト
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巫女の漫画イラスト

巫女の伝統的な衣装は千早で、これは緋の (スカートの一種)、袂の揺れる白衣、それに 足袋 からなる.

創作作品における巫女

日本の文学、漫画アニメにおいて、巫女はよく使われるキャラクターである. 巫女は標準在庫的なキャラクターであるともいえ、特徴的な衣装によって難なくキャラクターの確立がおこなえる. おそらく巫女は竹箒で神社の境内を掃き清めるキャラクターとして描かれることが最も多いと思われる. そうした平凡なイメージであるにもかかわらず、漫画やアニメにおいて巫女は邪悪な精霊、悪魔、幽霊と戦う ヒロイン として典型的に描かれ、魔法や超自然の力を持っていることもある.

そうしたお話の中では、巫女は様々な武器の達人として描かれることもある. 特に日本の伝統的な武器である (長弓)や短刀 (ナイフ)、あるいはカタナ脇差などといった日本刀の類を扱う. また、巫女はほとんど常に色々な種類の魔法、とりわけ おふだ を扱う能力を有している.

西洋のロールプレイングゲームでは、クレリックや "白魔法使い"、パラディンのようなキャラクタクラスと同じように扱われることもある.

美少女ゲームビジュアルノベルのようなロマンティックな物語中では、巫女はたいてい、魅力的だけれども非常にまじめであったり、癇癪持ちな少女として描かれる. そうしたキャラクタはしばしば周囲の人を不快にさせてしまう. 西洋の尼僧が友好的で物静かなステレオタイプを持つのとは全く対照的である.

黒巫女

アニメや漫画における最新のトレンドとしては 黒巫女 (直訳すると "Black Miko" となるが、通常は Dark Miko と翻訳される) が挙げられる. 伝統的な巫女の邪悪なカウンターパートである黒巫女は 背教者 や邪悪な 魔法使い (あるいは彼女自身) であり、主要な役どころとしては巫女に敵対する存在である. 巫女と同様に、彼女もよく似た技を習得しており、武器を扱うこともできたりする. 一般に黒巫女は デモノロジー(悪霊に関する知識) に大変精通しており、強力な 黒魔法 を行使することができる.

黒巫女も千早を着用するが、その色は黒っぽいことが多い (黒と紫、または黒と金の2種類が色の組み合わせとしてよく使われる). アニメシリーズの中には、黒巫女が聖職者としての務めをおこなう際に、演出および彼女の素性を隠す両方の目的から マスク を付けるものもある.

黒巫女は実際の神道では存在しない.

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